ただのメモ帳

なんとか生きています

京都大学 数学教室 院試を終えて

京都大学 数学教室の院試を顧みる投稿です。

 

やっと、長く長かった院試の勉強がやっと終わりました。(1ヶ月判程度)

勉強に関しては前のポストで触れたので、院試の直前、現場、直後のことについて書こうと思います。

 

 院試前

 

筆記試験がコロナウィルスのせいで英語科目がなくなり、8月21日のみになったのでテスト1日のために京都か・・と思いつつ京都にいきました。

行きながら辞任する場合、受験料返却のメールまで届いたので、博多駅までの電車でやめようかなとめちゃくちゃ思いました。でもせっかくの機会なので行くことにして、自分の実力も測りたかったのです。

 

宿は知り合いのうちでお世話になることにして(医療系の人です)、ご飯などはできる限り簡略にしました。院試直前に体調崩したら大変ですので。知り合いが研究室で寝ると言いましたので、前日はベッドで寝ました。(最初は床でねるつもりだったんですが。)横になったのは12時程度だったんですかね。

 

 院試当日

 

7時程度に起きて、近くのコンビニで弁当を買いました。ファミマで三色なになにチキン南蛮を買って試験場に到着しました。

 

受験番号までは晒さないつもりなんですが、とにかく僕の後ろの席に人がいなく、意外と辞退した方も多いんだと思いました。

 

まず、基礎問題のリビューから始めたいと思います。

1。重積分の収束条件を求める問題です。

2。線形代数の問題だったんです。線形独立になる条件および、線形従属になる場合の次元を求めることですね。

3。代数で、ある条件を満たす部分群の個数を数える問題だったです。

4。基本的な解析の問題で、最小値の存在性を示す問題でした。

5。簡単な積分値を求める問題です。留数定理ですぐ出せます。

6。ある集合がコンパクトで微分可能多様体であることを示す問題だったです。

 

感覚としては、少なくても半分は完答したと思います。残りで部分点を稼ぐという感じですかね。(当時は4問は完答したと思いましたが、これに関しては後書きにします。)

 

専門科目は、2問を解きまして、

1。Borel測度上で、ある積分の値を求める問題だったです。

2。(0,1)で2乗可積分の関数空間で、ある条件を満たす関数列が0に弱収束する。また、すべてのfに関してある条件を満たすことを示す

 

の2問を解きました。感覚としては1.5問は解きましたが、2の後半の証明ができなかったです。

自分の専門は複素系なのですが、一応このぐらい解けたら自分自身には恥ずかしくなかったと思いました。

 

かなり気軽い気持ちになり、試験終わって30分程度休み、近くのスタバ(歩いて1キロ程度)に行って、自分の解答をチェックしたり、解けなかったことを解き直したりしました。

アドレナリンのせいか分からないですが、あまり腹が減ってなく、夜ご飯を飛ばしてそのまま寝ようと思いましたが、知り合いが近くにできたピザ屋が気になると言ったのが思い出して、ピザを一緒に食べて寝ました。

その後、かなり平穏な気持ちで眠りに付きました。

 

 院試直後

 

起きてすぐIPADを開き、解けなかった問題をまた解き始めました。

でも流石に意欲が沸かなくて、そのまままた横になってYOUTUBEを見ました。

12時程度に知り合いのバイトが終わって、近くの奥田という豚カツ屋に行きました。

オーダーから出るまでかなり時間がかかりましたが、かなり美味しかったのでそれで良かったと思いました。

昼食後、近くのカフェに行って、1次合格者発表を待っていました。

時間になって、数学教室のページに入り確認しようと思いましたが、おっと。

受験生専用ページに入ってくださいという。携帯にはそのページのアドレスがなかったので、結局理学研究棟ですかね?その場で確認しようと思いました。

結果の発表用紙を確認。ありました。 自分の受験番号。ちゃんとありました。

面接は月曜日の午前中だったので、準備する時間あんまないやーと思いつつ、

今日さえ頑張れば全部終わると思いました。

急ぐこともなかったんですが、新大阪まで早めにいき、待合室でも問題を解きました。

帰り道で基礎問でできなかった問題をちゃんと解けるようになりました。すごく嬉しかったです。

博多についたのは8時程度。うちに到着したのは9時近くでした。

すごい疲労感に襲われまして、湯船に浸かりました。今までの疲労が溶かされる気持ちでしたね。

お風呂から出てからは自分なりの勉強(複素系の定理などの証明)をしました。

そのあと1時程度に睡魔に襲われましたので、すぐ横になって寝ました。

 

面接にて

 

面接は指定された時間帯から20分程度すぎている所で、電話がかけられました。

すぐに面接のZOOMに入って、面接スタート。

最初は合否には関係ない事務的なことを問われました。

将来どうしますか? 両方受かったらどうしますか?などなど。

 

その後からは定番の、

「筆答試験、どうでしたか?」と問われました。

間違えたことは恥ずかしくなかったので、

「〜〜番の解答が良くなかったので、それに関して考えて、自分なりの解答を作りました。」と言いました。

「じゃあせっかくなので説明させていただけますか」

そのようにして、答案の説明が終わりました。

その後に、自分が合っていると思った問題で計算ミスをしたことを教えて下さったんです。

「〜番は解き直してみましたか?」でしたね。

私は納得して、

「この部分からの答案が良くなかったんですね。」と言いつつ、少し式をいじり、間違えがあった所を発見しました。辛かったんです。

それで1番目の先生との会話が終わって、他の先生に質問ありますか?ということがあったんですが、2番目の先生は特になかったぽいです。(出来が悪かったんだから聞かなかったことかな?時間的な制約だったんかな?と思いましたね。)

「それでは面接は以上です。」といわれ、ZOOMから退室。

 

 

 後書き

 

まあ、午前中に面接まで全部終わりましたが、今書きながら本当に色んな気持ちが交差してますね。

出来が悪かったから何も聞かなかったのかなどなど。かなりモヤモヤしています。

多分気長に待てないと思われますが、まあ。気長に待つしかないんですね。

 

次のポストが院試カテゴリの最後。院試結果に関してですかね。

院試が終わったので、やっとセミナーの勉強ができるようになったことに満足して1ヶ月半頑張ったご褒美でも自分にあげようと思っています。